全国規模の経営者交流会「守成クラブ」の大阪東会場様のホームページを制作いたしました。
守成クラブとは北海道から沖縄まで約20,000社が参加する全国組織で、毎月例会と呼ばれる交流会が各地で開催されています。そのため、毎月の例会告知と会員の参加を受け付ける申し込みシステムが必須です。
大阪東会場様では、すでに会員管理システムとして「SCRMAS(サクラマース)守成クラブ例会支援システム 通称：丸亀システム Shusei Club Regular Meeting Assistant System」が導入されていました。
ただ、既存サイトでは毎月の申し込みに多くの項目を入力する必要があったため、参加申し込みの手間を軽減するために「Wixフォーム」を採用したホームページを制作いたしました。
なお、株式会社chit-ettoさんによる既存サイトのデザインが大好評であったため、そのまままるっとWixで再現しました。
既存サイトでの課題
名前、会場名、住所、電話番号、業種…と毎回多くの項目を入力する必要があった。
入力漏れや間違いがあるたびに事務局による確認の手間が発生していた。
ゲスト参加の申し込み方法がわかりづらかった。
改善方法
1つしかなかった参加申し込みフォームを、初めての方・2回目以降の出席者/欠席者・ゲスト参加と分けて用意し、それぞれにふさわしい入力項目を設けました。これにより、参加者の入力の手間と、入力間違いによる事務局対応の手間を削減しました。
また、入力漏れと間違いを最小限に防ぐため、Wixフォームの「高度な設定」から「条件ルール」設定を行い、入力項目の表示・非表示や必須などのコントロールを実装しました。
また、ゲスト参加は紹介者が行うというルールがあることから、紹介者自身の参加申し込み完了ページにゲスト参加申し込みページへのリンクを貼ることで、迷わずスムーズに手続きできる申し込みフォームにいたしました。
今回の制作における課題
導入済みの「SCRMAS(サクラマース)守成クラブ例会支援システム 通称：丸亀システム」に連携して問題なく動作させる必要がありました。
フォームに入力したデータを指定されたメールアドレス宛に送信することで、SCRMASで受信し処理をされます。
ですので、Wixフォームからメール送信したデータが問題なく処理されればそれでOKでした。が、ここで問題が発生。URLの文字列に余計なデータが付与され正常に処理ができません。
どうも「http://」「https://」という文字列があるテキストは自動でハイパーリンクになり、今回のシステムには不要なデータが生成されるようでした。
Veloによる実装も検討しましたが、コストの観点などから最終的に、「http：//」「https：//」と「：（コロン）」を全角にすることで正常にシステムで受付処理できるようにいたしました。
まとめ
Wixと他のシステムとの連携は「やってみないとわからない」未知の部分が多く、最後の最後で入力されたURLの文字列の処理がうまくいかないことがわかったときはかなり焦りました。
それでも、SCRMAS(サクラマース) 開発の有限会社アトムアシスト 山下様には大変根気強くご対応いただき感謝しかありません。
万が一不都合あってもリカバリーできますので「女は度胸」！
山下さんのこのお言葉に救われました。
また今後、守成クラブで新たに立ち上げをされる新会場様におかれましては、ホームページおよび会員管理と例会運営のシステムをご用意される際にお手伝いすることができます。
ぜひお声がけいただければと思います。
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