こんにちは、Web Aqua 代表 日向 凛です。
Web制作を始めてもうすぐ14年になるフリーランスです。
ときどき耳にしてきた「高額ローンのホームページを解約したい」というご相談。
今までに何件か解約のお手伝いをしたことがあります。
高額ローンご相談事例
契約内容と請求金額が一致しない事例
解約を拒まれLINEで不定期な請求を受けていたA様。契約内容の説明を求め交渉し解約できました。
長期縛りで毎月高額な支払いをしている事例
8年契約でサイトリニューアルしてから集客できずお困りのB様。内部対策でSEO上位表示させ、期間満了でドメイン移管し解約のご予定です。
信販会社の分割払いが苦しくなった事例
信販会社でローンを組んだC様。信販会社に相談し返済計画を調整されました。
しかし最近は以前と事情が少し変わってきました。
悪質な制作会社は減り、取引上問題ない(むしろきちんとしている)事例が多いです。
そうなると完済するしかありません。使い倒して元とりましょうというのが結論です。
これからホームページのローンを組む人へ 4つのポイント
「高額ローンのホームページを解約したい」という相談の意図には
支払いが苦しいという背景
納得できないお金は支払いたくないという感情
この2つがあるように思います。
特に最近はWebマーケティングの情報に溢れ、次から次へと良さそうな手法が現れます。
成功しているよそのビジネスを真似たいと思うものです。
しかし、一度始めた取り組みを方針変更するのはリスクもありコストもかかります。
「隣の芝は青い」じゃないですが、他社のは良さそうに見えがち。
自社に集中し取り組みを続けることも大切かと思います。
とはいえ、発注側は納得できずホームページも活かされない。
そんな状況はあまりに心が痛みます。
経営者はスピーディな判断を迫られるもの。
なるべく縛られずフレキシブルな利用形態をとりたいですね。
そんな思いもあり、今後「ホームページのレンタル」を始める準備をしています。
完成したデザインのホームページを月額で提供します。
不動産に例えると、注文住宅ではなく賃貸住宅です。
ホームページ制作のローンで苦しまないため、以下4点覚えておいてくださいね。
ホームページ制作はクーリングオフの対象外
クーリングオフは消費者を不本意な契約から守る法律です。ホームページ制作は事業者間での取引なので該当しません。
ホームページ制作はリース契約の対象外
ホームページではリースを組めません。パソコンなど代わりの品をリース対象とする事例が多いです。
ローン契約の相手方は制作会社か信販会社か
制作会社相手の割賦契約は内容に十分な注意が必要です。
制作費用と保守費用は別で考える
制作費用はイニシャルコスト、保守費用はランニングコストです。保守だけ解約できることもあります。
Webの恩恵をすべての人が享受できる社会を目指しています。
Kommentare