良いホームページとは、閲覧者にとって「見やすく、わかりやすく、使いやすい」ものです。
閲覧者が情報を発見し、「そうそう、これ!」とすんなり理解できていれば理想的です。
見やすく、わかりやすく、使いやすいホームページには、必ず下記の3つが揃っています。
対象となる閲覧者を意識して作成されている(ターゲット・コンセプト設定)
情報が整理されている(情報設計)
視覚的に整っている(デザイン)
ターゲット・コンセプト設定
たとえば、対象となる閲覧者が20代女性なら、フォントや色・言葉使いを20代女性の好むものにすれば伝わりやすくなります。閲覧者が50代以上になると、大きめのフォントにすることで読んでもらえるようになります。
このように、対象となる閲覧者を意識して作成されているホームページは「見やすく、わかりやすい」と感じられる傾向にあります。
情報設計
どんなに見やすくても、情報が少なくては役に立ちません。
閲覧者、インターネットユーザが求めている情報を可能な限り網羅して提供することで、多くの人に役立ちますし、SEO・AI検索対策としても効果的です。
多くの情報を「見やすく、わかりやすく」提供するためには、情報を整理することが必要です。
特に、長い年月をかけて運用してきたウェブサイトでは、増改築を繰り返した建物のようにページ構造が複雑になっていることが多いです。こういったサイトのリニューアルでは、情報設計の作業がとても重要です。
デザイン
コンセプトや情報設計も含めてすべてがデザインだという話もありますが、ここでは視覚的な面に言及したいと思います。
テキストだけのコンテンツを読むより、写真や動画、イラストやインフォグラフィックも交えたコンテンツの方が、飽きずに読めて理解もしやすいです。
しかし、それらの要素をただ並べるより、フォントや色、余白やレイアウトでより伝わりやすくできたら最高ですね。
ここで大事なのは、「カッコいいデザイン」と「伝わるデザイン」は違うということです。
商業用のデザインでは、デザイナー好みの美しいデザインは求められません。
マーケティング的に効果のあるデザインが好まれます。
デザインを「作品」として扱うなら、ビジネスではなくアートの世界に行っていただきたいというのが、私の持論です。
自社サイトの良し悪しを確かめるだった1つの方法とは?
ホームページを開いて見せて、相手と商談ができるのが理想のホームページだと私は考えています。
「あれ?トップページの…どこだっけ」
商談相手へのプレゼンでこんな格好の悪いことしてませんか?
自社のホームページを使えてない証拠です。
自社のホームページを自分で使っていたら、使いづらい箇所を気づいて直せるはず。
自分で使えば、アクセス数も間違いなく増えます。
商談に使うと考えれば、余分なアニメーションも必要ないですね。
PowerPointの資料を作る時間を、自社のホームページを充実させる作業に充てればSEO・AI検索対策にもつながります。
御社のホームページは、商談できるレベルに整っていますか?
ぜひ一度ご検討されてみてくださいね。
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