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【最新AIエージェント活用事例速報】3/13 開催 Google Cloud AI Agent Summit ’25 Spring

執筆者の写真: 日向 凛日向 凛

更新日:2 日前


3/13 開催 Google Cloud AI Agent Summit ’25 Spring

2025年3月13日、東京のベルサール渋谷ガーデンにて、Google Cloud主催の「AI Agent Summit '25 Spring」が開催されました。


AIエージェントを活用した生産性向上の方法、独自のAIエージェント構築のヒント、そしてGoogle Cloudの最新生成AI製品の紹介など、最新のAIエージェント活用事例や技術など盛りだくさん。10:30から18:30まで実に濃い内容のイベントでした。 ​


Xのハッシュタグでイベントの様子をご覧になれます。https://x.com/hashtag/gcai_agent?src=hashtag_click


私はオンライン配信に申し込み、作業しながら見るつもりでした。が、とても目が離せません。予想以上にAIエージェントが現実のものとして活用されていて、すっかり圧倒されてしまったからです。


残念ながら全部を見ることができなかったので、アーカイブで続きを見ようと思っています。(追記あり)


 

2025 年は「AI エージェント元年」


Googleのイベントページには、2025 年は「AI エージェント元年」だと書かれています。2022年11月にChatGPTが登場して以来、あっという間にAIを使うことが世の中に広まりました。便利なチャットボットとして多くの人が使っていると思います。


しかし、世界では生成 AI の活用が大きくシフトしており、より高度な「AI エージェント」へと進化しているのです。


日本の経営者は今一度、この事実をしっかり認識しなくてはいけないと思います。



 

AIエージェントとは


AI エージェントはユーザーのコンテキストを理解し、人間のように振る舞いながら複雑なタスクを実行するシステムです。「AI」と聞くと、「単なる質問応答ツール」「決められた作業をするロボット」を想像するかもしれません。しかし、AIエージェントは 「考え、判断し、行動」をしてくれます。


AIエージェントは人間の仕事を奪うと言われていますが、経営者にとっては、面倒な作業を任せることで、本当に重要な意思決定に集中できるという大きなメリットがあります。


このイベントでも人はAIをマネージメントする働き方になる」と語られていました。


例:

  • 顧客データを分析し、「そろそろこのお客様にフォローアップすべきだ」と自動で判断し、リマインドを送ってくれる。営業担当が忙しくても、AIが先回りして顧客対応をしてくれる。

  • 問い合わせ内容を理解し、適切なFAQを案内したり、必要なら人間のオペレーターにつなぐ。24時間365日稼働し、スタッフの負担を減らす。


 

AIエージェントの導入で経営がどう変わるか?


単純で面倒な作業を自動化することで、人が費やす労力や時間を削減できます。結果として、コスト削減や利益アップに繋がります。また、データ分析など精密な作業を即座に行い経営をサポートできるので、人間の意思決定がスピードアップします。結果として、営業成績や売り上げのアップに繋がります。


しかしそのためには、人はAIをマネージメントする」ことができなくてはいけません。これからの経営者は、AIの特性を知り、AIを活用するための基礎知識をリテラシーとして持たなくてはならないでしょう。


たとえば、AIは正解を回答するとは限りません。言語モデルという、人間の言語を単語の出現確率でモデル化したものを使って文章を作成しています。学習した膨大のデータの中から、繋がる確率の高い言葉を繋げているに過ぎないのです。


ですので、今までにない情報について質問しても、AIは正しい答えを返せません。なぜなら、まだ学習してないからです。しかし、それらしいごもっともな文章を作成するため、一見正しいように見えてしまいます。


たとえば本記事は、今日開催されたイベントについて書いています。この記事をChatGPTに書かせようと試みましたが、たった500文字程度の当たり障りのない文章しか書けませんでした。まだインターネット上に十分な情報がないからです(ですので、この記事は私が自分で書いています)。


ChatGPTが書いた、このイベントの記事
ChatGPTが書いた、このイベントの記事

 

AIエージェント導入の前にすべきこと:DXの基本を押さえる


安易に「AIを導入すれば業務が劇的に改善する」と考えるのは危険です。DX(デジタルトランスフォーメーション)の基本を理解していないと、AIエージェントを使いこなすどころか、導入すらスムーズに進まないからです。


DXとは、「デジタル技術を活用してビジネスを根本から変革すること」です。アーキテクト(ITシステムの設計・構造)を理解し、サイバーセキュリティを強化する必要があります。DXの基本を理解し、デジタル経営の環境を作ることが、AIを活かせる第一歩です。


助成金が出るリスキリング研修などを利用すると、負担も少なくDX化を推進できます。

(弊社でもご相談承ります)




 

本日のセッションアジェンダ


Xのハッシュタグで今日のイベントの様子をご覧になれます。 https://x.com/hashtag/gcai_agent?src=hashtag_click



Track 1

  1. AI エージェント、生成 AI でビジネスを革新 〜 Gemini と Google Cloud が導く成功への道筋

  2. 成功事例が未来を創る!第 3 回 生成 AI Innovation Awards 熱狂ピッチコンテスト

  3. 吉本興業におけるエンタメ領域での生成 AI の活用と『桂文Gemi』プロジェクトの裏側




  1. 現場発!店舗スタッフを全員マーケター化した、アンドエスティの STAFF VOICE の取り組み

  2. AI レストラン検索アプリ「UMAME!」における Google Cloud の活用事例


Track 2

  1. 生成 AI 基盤 “セブン-イレブン AI ライブラリー” で真のデータ民主化を実現

  2. ビジネスを変革する AI の力:ナレッジ活用の革新

  3. AI で業務改革!効率化とデータ分析で未来を拓く

  4. Box × Google 連携で実現する生成 AI 時代のコンテンツ管理

  5. すかいらーくが私の居場所に!店舗 AI エージェントによる特別体験

  6. LLM エンジニアリング プラットフォーム Langfuse で実現する AI Agent 運用

  7. エンタープライズ市場業務システムシェア No.1 の富士通 x Gemini


Track 3

  1. Gemini の Structured Output を活用したクラウド設計支援システム

  2. 生成 AI 活用のカギは社内浸透!Vertex AI 事例と AI エージェントの未来

  3. 伝統と革新の融合:ショーワグローブが Gemini で実現するグローバル DX

  4. AI エージェントとデータ分析:インサイトの最大化

  5. Google Cloud を活用したマルチエージェント - デモを通じて紹介



Track 4

  1. AI エージェントを理解して積極活用するための基礎知識 〜AI エージェントの迷宮で迷わないために〜

  2. Agent Builder ではじめる AI エージェント開発徹底入門

  3. Vertex AI Search で実現する Google 品質のコンシューマ向け検索サービス


  4. カスタマー エージェントによる顧客体験の進化 - BIGLOBE が実現した Gemini x 音声認識による CS 品質向上


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